奈良5歳男児餓死 両親を起訴 「認否」は明かさず(産経新聞)

 奈良県桜井市の男児餓死事件で、奈良地検は24日、保護責任者遺棄致死罪で、同市粟殿の会社員、吉田博容疑者(35)と妻のパート従業員、眞朱容疑者(26)を起訴した。地検は裁判員裁判の対象事件であることを理由に、両被告の認否は明らかにしなかった。

 地検によると、両被告は昨年9月、長男の智樹ちゃん(5)に十分な食事を与えず衰弱させ、その後も治療を受けさせずに放置し、今月3日に栄養失調死させたとされる。

 捜査関係者によると、両被告は長女(3)が生まれた平成18年12月ごろから、親族の借金問題などで夫婦関係が悪化。眞朱被告は「夫に顔が似ている」などと智樹ちゃんを虐待するようになり、昨年9月以降、1日におにぎり2個と水しか与えなくなった。

 博被告も眞朱被告の虐待を知りながら「妻に嫌われたくない」との理由で止めなかったとされる。

【関連記事】
奈良男児餓死 男児の悲鳴を住宅管理会社に連絡 騒音として処理
奈良県警、育児放棄期間特定へ 5歳男児餓死
餓死の5歳児、1日1食のみ 体重6キロで健診も受けず
5歳長男が餓死 虐待死で両親逮捕 奈良県桜井市 
埼玉、奈良で虐待死相次ぐ ニッポンの処方箋は
あれから、15年 地下鉄サリン事件

<強風>関東地方を中心に強い風 東京・調布で3人けが(毎日新聞)
日韓歴史研究・第2期報告書「まず攻撃ありき」 残る韓国側への批判と疑問(産経新聞)
<ひき逃げ容疑>100メートル引きずり、はねる 女逮捕(毎日新聞)
<講談社>「TOKYO1週間」「KASAI1週間」休刊へ(毎日新聞)
【風】「エリート公立校」誕生へ(産経新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。