首相が沖縄入り、知事と会談へ=普天間移設案を説明(時事通信)

 鳩山由紀夫首相は4日午前、就任後初めて沖縄県入りした。県庁で仲井真弘多知事と会談する。懸案の米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題で、首相は名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部を埋め立てて滑走路を建設する現行計画の工法をくい打ち桟橋方式に変更することを柱とする修正案を説明し、理解を求める見通し。これに対し、知事は稲嶺進名護市長が移設反対を明言している状況を踏まえ、修正案を拒否するとみられる。
 政府は昨年12月、現行計画を白紙に戻したが、新たな移設先探しは難航。結局、環境にも配慮して工法を変更し、沖縄の負担軽減のため、ヘリ部隊などの一部を鹿児島県・徳之島へ移転する方法を組み合わせる案を固めた。決着の期限まで1カ月を切り、首相は自ら調整に乗り出した。7日には首相官邸で、徳之島の3町長と会談する。
 知事との会談で首相は、全面的な県外移設は困難と判断した事情や、地元の負担軽減に全力で取り組む考えも伝えるとみられる。一方、知事は先の県民大会など県内移設反対の動きが広がっていることを指摘し、首相が就任前に表明した「最低でも県外」をあくまでも実行するよう求める見通しだ。 

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