「春の兆し」…きさらぎの雪、都心で9回目(読売新聞)
今年は2月に入り、東京・大手町での降雪が18日間で9回も観測された。
平年の2月(月間で3・5日)に比べかなり多く、前橋で7回、横浜で4回と関東各地で平年を上回っている。
気象庁によると、冬に多い「西高東低」の気圧配置の日が少なく、湿った空気が上空に入りやすくなっていることが背景にある。
平年の冬は、大陸の上空に居座っているシベリア高気圧の勢力が強く、「日本海側で雪、太平洋側で乾燥」という典型的な天気が続く。
しかし、今年はシベリア高気圧が弱まる日が多く、関東上空を「気圧の谷」(高気圧に挟まれた気圧の低い区域)が通過したり、南の低気圧から湿った空気が流れ込んだりして、雪が降りやすくなっている。
通常であれば、3月に多い気圧配置で、気象庁気候情報課は、「春の兆候。ただし、春が早くきたとまでは言えない」と話している。
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通常であれば、3月に多い気圧配置で、気象庁気候情報課は、「春の兆候。ただし、春が早くきたとまでは言えない」と話している。
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